「キングスマン」 優雅な殺人マシン、コリン・ファース
ギンレイホール、スパイものの2本目は、ちょっとはっちゃけたコメディです。
オフィシャルサイト:映画『キングスマン』オフィシャルサイト
この映画は公開になったとき、存在を知らなかったのですが(^_^;
日本アカデミー賞では外国作品賞にノミネートしたんですね。でも、Golden Schmoes Awards というちょっとなんだかわからない賞では、Most Underrated Movie of the Year
(もっと評価されもいいのに賞、とでも言いますか。笑)を贈られているあたり、熱烈なファンの存在と、一般的な評価の低さを感じさせますね。
ロンドンのサヴィル・ロウ(高級オーダーメイド紳士服店の並ぶ通り)にある、「キングスマン」という高級テイラー。ここは大戦後、世界のお金持ちが極秘に集って、世界平和のために作った、どこの国にも組織にも属さない、世界最強のスパイ軍団の秘密基地なんです。善意の秘密結社、というところがうれしくもあり、ばかばかしい夢物語のようでもあります。メンバーは、アーサーを中心に円卓の騎士の名前がコードネームになっています。
そして、コリン・ファースです。
この人の容姿・風貌は、まさに英国の紳士なんでしょうね。
「英国王のスピーチ」ではジョージ6世、TVシリーズの「高慢と偏見」で、ミスター・ ダーシー、「ブリジット・ジョーンズ」のミスター・ダーシーとか。(ヘレン・フィールディングは、高慢と偏見のヒーローと同じ名前を付けました)
今回は、テーラーに務める紳士/すごく強いスパイ、という役どころ。
ゆかりのあるチンピラな生活をしている若者をリクルートして、訓練させます。
タロン・エガートンくん。またまた気になる英国俳優の登場ですね。
訓練中、犬を選んで育てる課題があるのですが、彼が選んだのはパグ。かわいすぎます。ブルドッグだと思ったという……(^-^;
そして、悪役はこちら。サミュエル・L・ジャクソンは、世界の人口を減らそうとしています。シンプルで、利己的ではない目的だ!義足に仕込み刀という、無敵の女用心棒付き。
最初の方、コリン・ファースが酒場でチンピラたくさんやっつけるシーンは、かっこいい!のですが、その後同じコリン・ファースが、びっくりするような残虐なシーンを演じます。
それから、花火のようにきれいに人の頭が飛んでいくシーンが続いたり。
スカッとするような映像ではあるのですが、ちょっと私はついていけないわ、と思いました。
でも、続編も撮影に入っています。「キングスマン ゴールド・サークル(原題)」ですが、死んだはずのコリン・ファースが出るようです。 (rumored) とあるので、まだ確かではないです。生き返るのかしら?科学力も高そうだったから、サイボーグかも。
ただ、楽曲はとてもよかったです!
- アーティスト: Henry Jackman,Matthew Margeson
- 出版社/メーカー: La-La Land Records
- 発売日: 2015/02/17
- メディア: CD
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エリー・ゴールディングとイギー・アゼリアの、この曲はエンドロールで流れたのですが、この曲がよかったな!