rocorinne bookworm

この映画観たよ。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

メガヒット映画の原作としても脚光を浴びるYA小説

すごい本と出会ってしまった。 ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」) 作者: 山崎まどか,長谷川町蔵,川原瑞丸,多屋澄礼,藤田康平(Barber) 出版社/メーカー: DU BOOKS 発売日: 2015/08/06 メディア: 単行本 この商品を含むブ…

この本だいすきの会 2015年暮れの集会へ行ってきました。

暮れの集会は、年に一度、会員の作家、編集者、学校の先生たち、お母さんたちが集まって、講演会、交流会をしています。今年で34回目! こま先生、御年90歳!杖を使われるようになり、お出かけはちょっと大変になられているのですが、声は張りがあって、とて…

007 スペクター、観てきました。ダニエル・クレイグのボンドは復調しているようだ。

eiga.com スペクターを観てきた友人が、スカイフォールほどよくなかった、モニカ・ベルッチはちょっとしか出ないし、多分、悪役がよくなかったんだ!と言う。また、別の友人が、アデルとサム・スミスの差じゃない?と言うので、そういえば、サム・スミスの0…

「きみはいい子」と「海街diary」

今週のギンレイホールは、邦画2本立て。 谷崎潤一郎『細雪』の講座を取っている私は、4人姉妹という同じモチーフの「海街diary」を観たかったのに、見逃していました。ありがとう、ギンレイホール!! 「きみはいい子」 とてもよかったー。 高良健吾くんが…

児童文学作品が原作の映画たち その2

お勧めの子供映画20選。子供の本を原作にしたもの。 Time Out誌 New York Kids版(2015年5月) www.timeout.com これはカウントダウン形式になっているのですが、ここでは1位からご紹介。 Harry Potter series (2001-2011) The Wizard of Oz (1939) Hugo …

11月に読んだ本のまとめ

ドナルド・キーン氏が、戦時下『細雪』を書き続けたことが谷崎の静かな抵抗だったと言うのを聞いて落涙しました。今月の一冊です。 細雪 (中公文庫) 作者: 谷崎潤一郎 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1983/01/10 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック:…

10月に読んだ本のまとめ

10月は、再読の本と絵本を除くと少ししか読めませんでした。何をしていたかと言うと、漫画の「One Piece」を読んでいたんです。仲間ができて戦い、変な敵が出てきて戦い、の連続ですが、尾田栄一郎さん、絵が上手で素敵です。大人なのに買わないで図書館から…

9月に読んだ本のまとめ

今月は、荻原規子さんが読書会のテーマで何冊も読みましたが、今月の一冊に選んだのはこちら。 しろいろの街の、その骨の体温の 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/03/11 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る これは…

8月に読んだ本のまとめ

読書メーターは、スーパー優良SNSと思っているのですが、今年の6月にシンガポール在住の美しいYuriLさんが開設したコミュニティがとても盛り上がっています。 bookmeter.com 毎月、カテゴリーを決めて数冊の推薦本を出してくれるイベントも開催してくださる…

圧倒される! 村上隆、500人のスタッフを駆使して作り上げた五百羅漢図

森美術館の、「村上隆の五百羅漢図展を観てきました。 www.mori.art.museum 私にとって村上隆は、Kanye Westのジャケットが一番なじみがあるもので、 Graduation アーティスト: Kanye West 出版社/メーカー: Roc-a-Fella 発売日: 2007/09/11 メディア: CD ク…

児童文学作品が原作の映画たち

映画化された児童書を読もうという試みがあり、ちょっとリサーチしております。 「おすすめ映画10作品ー昔から読まれてきた児童書が原作のもの」 英国映画協会(BFI) (2014年1月) 10 great films based on classic children’s books | BFI BFI (British Fi…

ふれあいトリオコンサートと浮世絵の日

今日は上野の東京文化会館で、ご招待コンサートへ行ってきました。 ふれあいトリオコンサート ヴァイオリニストの吉田恭子さんを中心に、渡部玄一さん(チェロ)、白石光隆さん(ピアノ)のトリオで、長年福祉コンサートを開いているそうです。 開演前、ロビ…

映画「サイの季節」

ギンレイホール、「雪の轍」との2本立ては、イラク・トルコの映画「サイの季節」でした。 実在の詩人(サデッグ・キャマンガール)の生涯を元に作られたものだという。イラン・イスラム革命時、不当に逮捕された詩人サヘルは30年の刑を科され、最愛の妻ミナ…

パルムドール賞受賞作「雪の轍」は、長い映画。

トルコの観光地、カッパドキアには洞窟ホテルというものがいっぱいあるらしい。 こんなふうに洞窟を穿って、住居やホテルにしているようだ。 内部はこんな感じ。壁は洞窟の岩のままで白くてきれい。 「雪の轍」は、カンヌ映画祭最高のパルムドール賞を取った…

7月に読んだ本のまとめ

毎月、読んだ本の中から一番良かった本を一冊選んでいるのですが、この月は何を選んだのか忘れてしまいました……。 谷崎潤一郎かな? ジーヴスだったかな? やっぱり、これだった気がします。 ヒットラーのむすめ (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子…

6月に読んだ本のまとめ

6月は、ロバート・ウェストールが課題本だったので、集中して読みました。 おもしろかったー! 6月の一番はこの本です。 "機関銃要塞"の少年たち (児童図書館・文学の部屋) 作者: ロバート・ウェストール,越智道雄 出版社/メーカー: 評論社 発売日: 1980/1…