「世界一キライなあなたに」 エミリア・クラーク、サム・クラフリン+タイウィン・ラニスター
「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界からなかなか抜け切れず、
エミリア・クラーク主演の「世界一キライなあなたに」を観てきました。
「世界一キライなあなたに」
オフィシャルサイト:映画 『世界一キライなあなたに』 公式サイト
IMDb:Me Before You (2016) - IMDb
エミリア・クラークのかわいい魅力でいっぱいな、笑えて泣ける(ありきたりな言い方だけど)ラブロマンス映画でした!テレビで人気者になると、美人女優はこういう映画を撮りますね~!
そしてこういうロマンス映画は、変な邦題がつくのがお決まりになっているようです。日本の映画業界、ロマンス映画ファンを余程バカだと思っているのか。と思ってしまいます。いや、その方が売れる実績があるのか……。
原題は「 Me Before You 」 あなたと出会う前の私、という感じ。映画内でルー(エミリア)が、「 That was before me. 」と言うシーンがあります。「それは、私が来る前のこと」私が変えてみせる、という彼女の決意の表れでした。
アメリカ映画ながら、舞台はイギリス。 イギリスアクセントもロマンティックです。
ウィル(サム・クラフリン)は、お金持ちの家に生まれ高い教育を受け、都会でなんだかエグゼクティブなお仕事をしている青年。背の高いハンサムでスポーツマン、美人の彼女と暮らしているらしい。ところがある日交通事故にあいます。
歩きスマホは危ないよ。サム・クラフリンという俳優さんは初めて見たのですが、イギリス人ですね。イギリス男優続々きますね~。
主人公のルー(エミリア・クラーク)は、イギリスの田舎町に住んでいます。古びたお城が観光名所になっているらしい。6年間勤めていたカフェが閉店することになり、無職になってしまうルー。家族はルーの両親、おじいちゃん、シングルマザーらしい妹とその息子。お父さんが失業していて、ルーの失職は家計に大打撃。
ルー、靴から登場します。こんな感じの靴、いっぱい持ってるの。
ファッション大好きらしいルーの靴、服は、花模様、水玉模様、ハート模様でいっぱいの、統一感のないカラフルなもの。
紹介所で探してもらった仕事は障害者の介助。期間は6か月で高給。
お母さんの古いスーツを借りて面接に行ったルーは、ドジばかり。でも採用されます。交通事故の後遺症で、ウィルは首から下が動かなくなってしまっていました。
両親の元へ戻って看護されているウィル。
息子を心配するお母さん。
と、ちょっと怖い感じのするお父さん。
と思ったら、(; ・`д・´) タイウィン・ラニスターだ!
ゲーム・オブ・スローンズの、怖い怖いラニスター家のお父さんではありませんか!
デナーリス(エミリア・クラーク)のターガリエン家とは、敵同士!
もう、「ゲーム・オブ・スローンズ」ファンサービスとしか思えない配役です。
以下、ネタバレの内容です。
車いす生活になったとはいえ、ウィルはハンサムでお金持ち。かたくなな彼の心を天真爛漫なルーが溶かしていって、ふたりはとてもなかよしに❤ シンデレラストーリーが予見されます。そんな折、ルーは辛い事実を知ります。
回復の見込みがなく、感染症になったり、予断を許さない健康状態のウィルは、6か月後にスイスで安楽死をする決心をしていました。「 That was before me! 」と言って、ウィルに生きる希望を持ってもらおうと、懸命に調べるルー。(遊べる場所を……。笑)そして、二人(と医療介護者)でハネムーンのようなバカンスを過ごします。
それでも、決心はかわらない。スイスにもついてきてほしいというウィル。こんなに頑張ってきたのに……彼を愛しているのに……。ルーはどうするのか……。
ウィルの決心には、ちょっと賛成しかねる人も多いと思います。
ウィルがルーのしたいことを聞くと、大学へ行ってファッションを勉強したい。と言います。カラフルすぎるファッションセンスの持ち主だから、そうね、少し勉強した方がいいかも。笑 ルーの家では、ルーと妹は、父親の経済力のなさから大学を中退したり進学をあきらめたりしていたのでした。
エミリア・クラークは本当にかわいい顔をしていますね。表情豊かで可動範囲のすごく広い眉毛。大きな瞳。顔を崩して笑う素直な表情。身長157cm。小さいとは思っていましたが本当に小さいですね。そして、結構ぽっちゃりしています。
妹役のジェナ・コールマンもきれいな女優さんで、このシーンを観たら、スタイルの差がくっきりでした。でも、ふっくらした足にミニスカートもかわいいよ!
ルーの靴について書かれた記事を見つけました。写真を見るだけでも楽しい!
原作はベストセラー本らしいです。