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この映画観たよ。

あなたの知らない「ゲーム・オブ・スローンズ」25の裏話 その2――ネタバレ注意です!

ゲーム・オブ・スローンズ」裏話その2。以下は、このページの抄訳です。www.imdb.com

 

シーズン6までの内容に触れます。まだご覧になってない方はネタバレ注意です!

 

裏話1~13まではこちらでどうぞ。

rocorinne.hatenablog.com

 

 

14.ディーン=チャールズ・チャップマンは、ラニスター家の子供、二役を演じている。 

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ディーン=チャールズ・チャップマンは、シーズン4からトメン王の役で出演。それまでのトメン役は別の子役が演じていました。一方、チャップマンはタリー家の人質になっていたラニスター家の兄弟の一人、マーティン・ラニスター役でも出演しました。サーセイ・ラニスターの従兄弟と、息子の両方になったわけです。

 

 

15.ナタリー・ドーマーは、ネタバレを避けるために、マージェリーが出てくるシーンの台本しか読まない。

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インタビューの際にうっかりネタバレしてしまうのを防ぐ方法の一つですね。ナタリー・ドーマーは彼女の役、マージェリー・タイレルに関する部分しか台本を読まないと言っています。

ナタリー・ドーマー談。シーズン1はファンとして見たわ、皆さんと同じようにね。第2シーズンから撮影に加わったときに、ファンだった時の気持ちに戻りたいと思ったの。他の人のストーリーラインを読むのをやめたわ。私は台本をマージェリーとハイガーデンとキングズ・ランディングに関するところだけ読んでいるの。だからドラマが放送されるときは、カウチに坐って皆さんと同じ気持ちで観ているわ。

 

 

16.「ロード・オブ・ザ・リング」の影響は大きい!

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原作者ジョージ・R.R.・マーティンが、『氷と炎の歌』の執筆において、トールキン叙事詩的ファンタジーロード・オブ・ザ・リング』の影響を受けているのは明らかです。そして「ロード・オブ・ザ・リング」の映画三部作も、「ゲーム・オブ・スローンズ」のTVシリーズに影響を与えています。例えば、ショーン・ビーン。「ロード・オブ・ザ・リング」ではボロミアを演じ、「ゲーム・オブ・スローンズ」ではネッド・スタークを演じました。ショーン・ビーンの演じる役は早死にする運命にあるようで、第1話/シーズン1の終わりまで生き残ることができません。

 

 

17.ソフィー・ターナーは、ジョン・スノウの命運についてだまされた。

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シーズン6を撮る前に、キット・ハリントンは共演者にジョン・スノウの命運についてうそをつかなけばいけなかったそうです。ダボスを演じるリアム・カニンガムなどは騙されませんでしたが、ソフィー・ターナー(サンサ)はすっかり騙されました。

キット・ハリントン談。ソフィー・ターナー(彼女に祝福を!)は、(ジョン・スノウが死んだので、ハリントンの出番が終わったと思い、)一緒に働けてどんなに楽しかったか……と僕に長い手紙を書いてくれたんだ。まだ持っているよ。こっそり笑っちゃったけどね。

 

 

18.デヴィッド・ベニオフは、ジョン・スノウのせいで危うく離婚に!?

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リエーターの一人、デヴィッド・ベニオフはこれまでにも原作者、脚本家として名をなしてきました。彼は女優のアマンダ・ピートと結婚しましたが、彼女はジョン・スノウを殺したら離婚だからね!と言っていたそうです。事実上、ベニオフはジョン・スノウを殺しました。でもジョンはまだ出演しているので、結婚も続いているようです。

 

 

19.ファンはホワイト・ウォーカーの闘いがとっても大好き。

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今のところ、IMDbで一番評価が高いエピソードは、シーズン5のエピソード8、「堅牢な家(ハードホーム)」で、現在9.9/10のレイティングを43,300人のユーザーから獲得しています。このエピソードは、ジョン・スノウをホワイト・ウォーカーとの闘いに突入させただけでなく、主要キャラのデナ―リスとティリオンが初めて会話を交わした回でもありました。

 

 

 

 20.ファンに人気がないのは、サンサの闘い。

 

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IMDbで一番評価の低いエピソードは シーズン5のエピソード6 "Unbowed, Unbent, Unbroken,"です。これは、ジェイミーとブロンが向かったドーンのマーテル家の家訓で、「折れぬ、枉(ま)げぬ、まつろわぬ」の意味。(ドーン家は唯一、他家から完全に征服されたことがないのだそうです)(日本版のタイトルは「父の仇」)

このエピソードで、ジェイミーとブロンはドーンでサンド・スネークに襲われ、ティリオンとジョラーは奴隷商人に売られますが、ファンに物議をかもしたのがサンサの話で、ラムジーと結婚させられ、シオンが初夜に立ち会わされるという気持ち悪い話でした。

でも、このエピソード、エミー賞脚本賞にノミネートされました。    

 

 

 21.レナ・ヘディは、サーセイの贖罪のシーンで脱がなかった!

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シーズン5の最後に、サーセイ・ラニスターは全裸で市中を歩く「贖罪の行進」をするという悲惨で恥辱的な目にあいました。その場面で サーセイを演じるレナ・ヘディは、全裸のシーンに代役を立てました!

(このシーンを観たときは、このドラマ、役者さんは全員、全裸OKの契約してるのかしら?と思ったんです。それに、レナ・ヘディ、アラフォーでもきれい……と思ったのに。裏切られた感はちょっとありますね!)

レナ・ヘディ談。脱ぐ役はやったことあるし、それに抵抗があるわけではないの。でも私はとても感情的な役者で、役にのめり込んでしまう。この役を演じるために、自分をとても傷つきやすい無防備な状態に追い込んだわ。撮影のために3日間、サーセイと同じ状況下におかれたら、きっと私は怒りを覚える。怒りたくないし、サーセイの感情とも離れてしまうわ。サーセイならしたことをしたまでよ。……。

 

 

 22.コンタクトレンズは当たり外れあり。

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メイシー・ウィリアムズは、アリアが盲になるシーンで、痛々しいコンタクトレンズを使いました。

メイシー・ウィリアムズ談。アップのシーンが多くて、不透明なコンタクトレンズをつけたわ。それだと何も見えないの。戦うシーンでは安全のために、見えるコンタクトレンズをつけたわ。 

デナーリス・ターガリエンは、原作本では紫色の瞳をしています。エミリア・クラークにも紫のコンタクトレンズをつけさせて撮影しようとしましたが、演技力が落ちるので、やめたそうです。

 

 

 23.ティリオン・ラニスター役は、君しかいない!

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ドラマのキャスティングが始まったとき、ジョージ・R.R.・マーティンと制作側がすぐ合意に達したのは2つの役だけだったそうです。それが、ピーター・ディンクレイジ(ティリオン・ラニスター)と、ショーン・ビーンボロニア、ネッド・スターク)。特に、ティリオン役は、ピーター・ディンクレイジ以外の他の役者を考えたことはなく、他の誰もテストされませんでした。

しかしながら、ピーター・ディンクレイジの方では、このドラマがファンタジーなので、断ろうとしていました。

ピーター・ディンクレイジ談。僕はピーター・ベニオフを個人的にも知っているし、脚本家としての彼のファンだから、興味はあった。でもファンタジーというので躊躇した。僕は長いあごひげにとがった靴を履いた小人の役は嫌だよ、と言ったんだ。でもそんな役じゃないし、そういう世界観のドラマでもないと言われたよ。ティリオン・ラニスターの性格は複雑で、ヒーローでも悪役でもなく、女たらしの酒飲みだと聞いた。欠点も美点もある彼の姿を話してくれたんだ。それで契約したよ。

ディンクレイジは、これまでにこの役で2つのエミー賞を受賞しています。

 

 

24.ジョージ・R.R.・マーティンは、結婚の贈りものに、ドラゴンの卵をもらった。

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ジョージ・R.R.・マーティンの、デナ―リスの結婚式のカメオ出演は日の目を見ることはありませんでしたが、自分の結婚式のプレゼントにはすごいものをもらいました。デナ―リスが結婚式でもらったドラゴンの卵を作ったデザイナーが、マーティンが2011年に結婚した時、その卵を一つをプレゼントしたのです。

 

お相手のパリス・マクブライドさんは30年来のパートナーだそうです。

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 25.ナタリア・テナは、原作を変えた唯一の役者。

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ジョージ・R.R.・マーティンが、ドラマの役者の演技が、原作の登場人物の描写に影響を与えたことがありますか?という質問を受けて、ある。でもたった一度だけだ、と答えたそうです。

ジョージ・R.R.・マーティン談。オーシャ役のナタリア・テナだ。この女優だけが、私にキャラクター設定を再考させた。彼女は私が最初に書いたキャラクターに比べて、より若く、魅力的で、ダイナミックだ。オーシャが再登場するときは……すると願っているが、必ず、そのことを入れて考えるよ。

これが、シリーズ5巻目の『竜との舞踏』を出す直前の談話でした。オーシャが再登場するシーズン6、原作本の執筆を追い抜いてしまいました。2016年10月現在まだ発行されていないようです。

 

がんばれ、ジョージ!!

 

 

IMDbの記事内では、うわさの出典がすべて載っていました。気になる方は元記事をご覧ください。

www.imdb.com

 

 

 ゲーム・オブ・スローンズスターチャンネルで、12月頃シーズン1から連続放送があります。お勧めです!!

www.star-ch.jp

 

Huluでも観られます。契約している間は……。

www.hulu.jp

 

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