「ヴィンセントが教えてくれたこと」 ビル・マーレイ VS メリッサ・マッカーシー
ギンレイホール、今週の2本立ては隣人/家族愛がテーマの元気が出る映画2本です。
ゴールデン・グローブ賞、コメディ・ミュージカル部門の作品賞と、主演男優賞にノミネート。
自分はあまり泣かない方、と常に思っているのですが、途中から泣けて泣けて仕方がなかったです。いい映画でした!
ビル・マーレイは、一人暮らしのダメ爺さんで、だらしない格好で、家は不潔、飲み屋にツケ、ギャンブル(競馬)の仲買にも借金というありさま。
隣に引っ越してきたのがメリッサ・マッカーシーとその息子。メリッサ演じる母は、離婚・親権の協議中。元夫は弁護士で浮気者。彼女は夜勤もある看護師と状況は厳しい。
ナオミ・ワッツは、ビル・マーレイのおなじみのストリッパー 兼 prostitute で、現在臨月に近いらしい腹ぼて状態。
メリッサ・マッカーシーが、ひょんなことから息子を放課後、ビル・マーレイに預けることになります。
この男の子、オリバー役のジェイデン・リーベラーくん、かわいいな!
親権を確保するために私立校に入れられた、線の細い、頭のいい男の子だ。
もう、いじめっこに目をつけられてるし……。
ビル・マーレイ、ほんとダメ爺さんなのですが、オリバーが彼のいいところをどんどん発見していく。既成観念にとらわれない子供に、人生を肯定されるって素晴らしいなと思いました。
この後は、メリッサ・マッカーシーについてです。
オリバーの母役のメリッサ・マッカーシーは、「ギルモア・ガールズ」の主要登場人物の中で、今一番の売れっ子女優になりました。
「ギルモア・ガールズ」のスーキーは、主人公ローレライ(母の方)の親友ですが、スーキー役をメリッサに決めるときに、反対意見もあったそうです。
その理由がこの体形。
体形で差別を受けるとは。被差別マイノリティーって種類が豊富ですね。
TVドラマシリーズ「マイク&モリー」
このシットコムは全然内容を知らないのですが、6シーズン続いた人気番組で、ふくよかな二人のカップルの話らしい。エミー賞、コメディー部門の主演女優賞をもらっています。
「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
この美女たちと一緒にブライズメイド。
次は、新しい「ゴーストバスターズ」です。今度は女性チーム!
「ブライズメイズ」の監督で、クリステン・ウィグ主演かな?メリッサが主演かな?
クリステンどれだ?右から2番目の方だ!
それに、紅一点、じゃなくてイケメン一点のクリス・ヘムズワース。
IMDbには、脚本家として、ダン・エイクロイドが、キャストとして、ビル・マーレイとシガニー・ウィーバーが載っていますが、ビル・マーレイどれくらい出るのかな?
日本では8月公開予定。楽しみです!
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