読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

rocorinne bookworm

INPUTして、OUTPUT。

この本だいすきの会 2015年暮れの集会へ行ってきました。

 暮れの集会は、年に一度、会員の作家、編集者、学校の先生たち、お母さんたちが集まって、講演会、交流会をしています。今年で34回目!

こま先生、御年90歳!杖を使われるようになり、お出かけはちょっと大変になられているのですが、声は張りがあって、とてもお元気そう!いつまでもお元気で、みんなの太陽でいつづけてていただきたいです。

 

今年の講演会は、絵本作家の武田美穂さん。 

武田美穂さんの『どーんちーんかーん』の読み語りがあって、武田先生の登場です。 

どーんちーんかーん (講談社の創作絵本)

どーんちーんかーん (講談社の創作絵本)

 

 美穂さん。1959年生まれ、と紹介され、「歳を計算された方、1引いてください。まだ誕生日が来てません」とおっしゃる。12月28日がお誕生日だ。

ショートカットにほっそりとした姿で、とてもお若い。きれい。かっこいい!!

 

小学校訪問をよくなさっているそうで、大人がいっぱいだと緊張する……とおっしゃるものの、OHPで、「ざわざわ森のがんこちゃん」の絵をさらさらと描いてくれたり、みんながよく知る作品を紹介してくださった。 

となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

 

 ますだくんにはモデルがいて、当時の編集者だという。その編集者さんにも交流会でお会いできました♪

 

 後藤竜二さんの挿絵は長谷川知子さん、というイメージが強いので、長谷川さんの方がよかったのにと言われないようにと思って描かれたそうだ。

 

ちなみに、長谷川知子さんの挿絵はこんな風……。 

1ねん1くみ1ばんサイコー! (こどもおはなしランド)

1ねん1くみ1ばんサイコー! (こどもおはなしランド)

 

 

20年間朗読の仕事を続けてきた、とおっしゃる通り、朗読して下さるととても素敵でした。小学生から感想の手紙をもらうと意外なことを言われたりおもしろいので、以前はみんなにお返事を書いていたそうですが、今は個人情報の問題があって、出版社に届いた手紙の住所は作者に教えてもらえないそうだ。それはつまらないですね。

 

長新太さんみたいなナンセンスが好き、とおっしゃって、次の本はありんこが「わはははは」と言うところを声を合わせて読んでください。とおっしゃるのだが、「この本」会員のノリノリなことにはちょっと驚かれたかも。 

 

お気に入りの絵本は、長新太さんの 

キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

 

 

のほかに、シュルヴィッツのこの本をあげられた。 

よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

 

 最後に、世界が緑になる、そのページのすばらしさを見て、絵本作家になりたいと思われたそうだ。

 

 

「けんぽう」のおはなし

「けんぽう」のおはなし

 

 この挿絵は、井上ひさしさんが亡くなられてから、ビデオを見ながら描かれたそうだ。

 

平和への思いを語られたのも、ちょっとびっくりでしたが、素敵だし、かっこよかったです。デモ大好きで、SEALDsの前身のSASPLの時から行っていたという。ご両親のお仕事の影響も受けながら、お母さんからは政治にかかわる仕事はするなと言われていたそうですが、子供の本を作るからには子供のための将来を作らなければいけないと思う、自分は子どもがいないので、すべての子どもがいとおしいと思うという美穂さん、ほんと素敵でした。

 

 

他にもこんなご本も紹介してくれた(はず……ちょっとうろおぼえ)。  

オムライス・ヘイ!

オムライス・ヘイ!

 

 

わすれもの大王

わすれもの大王

 

   

なぞなぞフッフッフー (ほるぷ創作絵本)

なぞなぞフッフッフー (ほるぷ創作絵本)

 

 

 

「この本だいすきの会」自体は政治色はないのですが、「子どもたちを戦場へ送ってはいけない」という思いを持つ作家さんたちは多いのですね。交流会でご挨拶なさる作家さんたちは、平和への思いや活動をおはなしなさる方も多いです。

 

「この本だいすきの会」は子どもに読み語りをしよう!という志を持った人たちの会です。会員鋭意募集中…のはず。昨年の記事もご参考にして下さい。rocorinne.hatenablog.com