待望の「ラ・ラ・ランド」公開!エマ・ストーン、ライアン・ゴズリングよかったです!
「ラ・ラ・ランド」の期待値が高すぎて、実際に観たらどうかしら???と思いながらも、公開初日に観てきました~!!!\(^o^)/
だって、監督 デイミアン・チャゼルの前作「セッション」が大好きだし。
主演の二人が大好きだし。
「ラブ・アゲイン」で共演するライアン・ゴズリングとエマ・ストーン
ミュージカル好き、というわけではありませんが、音楽が大好きだし。
ゴールデングローブ賞、ノミネートした7部門を全部獲得した上に、アカデミー賞も史上最多タイのノミネート数!
いやがうえにも期待を盛り上げて観てきました。
「ラ・ラ・ランド」
オフィシャルサイト:映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト
これは……予告や、テレビの特集で観たことのあるシーンがいっぱい出てきたものの、やっぱりすごい映画でした。
冒頭、LAの渋滞する道路。車から次々に人々が下りて踊り歌います。
その長い道路、たくさんの人々をワンテイクで撮っているところがすごいです。もうびっくりです!
ロサンゼルスは、ハリウッドを擁する、映画などの仕事にあこがれる若者の集う、夢の街。タイトルの「La La Land」って、何の意味だろうと思ったら、「現実離れしている状態、ロサンゼルスの愛称。通例La-la landと表記」とWeblioに載っていました。
この渋滞にはまっていた主人公の二人。オーディションの台本を観ながら運転していたミアの車にクラクションを鳴らしながら追い抜いていくセブ。
女優を目指し、映画スタジオのカフェで働きながらオーディションを受けているミア。
ジャズにこだわり、いつか自分の店をもってジャズを演奏したいと思っているピアニストのセブ。二人は偶然の出会いを重ねて、恋に落ちます。
でも、なかなか夢はかないません。
レストランの店主で、要求する曲を弾かないセブを首にするJKシモンズ。
「セッション」の鬼教官です。
自分のバンドに入ってくれ、と頼んでくるセブの旧友は、なんとジョン・レジェンドです。
ミアは同じような女優志望らしい女の子4人で暮らしています。
その中に、日本人の女優さんがいました。右端黄色いドレス。Sonoya Mizunoさんです。
エクス・マキナにも出ていました。
オーディションで、渾身の演技をするミア。エマ・ストーンはおもしろい顔の女優さんだなぁ、目が大きすぎるし。その大きな瞳に涙をこらえている様子がグッときます。
でも、制作側は、忙しくてミアの演技をあまりよく見てくれません。
ライアン・ゴズリングのピアノのうまさに感動してしまいました。練習3か月だそうですが、すべて自分の演奏で、ジャズの細かい指さばきも見事です。
以下、ネタバレの内容を含みます。
オーディションがうまくいかないミアに、脚本も書くなら、自分で書いて自分で演じたらいいとアドバイスするセブ。ミアは一人芝居を書き始める。
セブは自分の店を持ちたい、という夢をミアに語ったので、お金のためにキース(ジョン・レジェンド)のバンドに入って、ポップスのキーボードを弾くセブ。レコードを作ってはツアーの生活で、二人は次第に会えなくなってくる。
一人芝居がさんざんな結果に終わったミアは、実家に帰ってしまう。そこへ、ミアに映画のオーディションが舞い込む。撮影地はパリだ。セブは受けるように強く勧める。
そして、5年後……。
5年後二人とも幸せそうに暮らしています。そうなんです。でも、もっと違う未来もあったのかな、あの時……。という、この5年後の話でみんな落涙してしまうのではないでしょうか。ここが本当に良かったです。
素敵なシーンがいっぱいありました。特にこれがよかったです!
ボーイフレンド(がいた!笑)とのデートを抜け出して、セブと待ち合わせていた映画へ行くミア。もう上映されている映画の光を顔に受けながら、正面に立ってセブを探すミア。かっこいい……!
これは、奇跡のような美しい写真ですね!
あぁ、アカデミー賞の結果が楽しみです。
主題歌賞では2曲がノミネートしていて、“Audition(The Fools Who Dream)”は、エマ・ストーンの歌。ゴールデングローブ賞もとった“City of Stars”は、ライアンとエマの歌です。
(おまけ)
デイミアン・チャゼル監督の次回作は、ライアン・ゴズリング主演、宇宙飛行士のニール・アームストロングの生涯を描いた作品だそうです。