狂気の本気を見た!フランク・ゲーリー展
東京ミッドタウン内、21_21 design sight (トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)で、フランク・ゲーリー展を観てきました。
このポスターの、ゲーリーの後ろは、ウォルト・ディズニー・コンサートホール。(2003年、アメリカ・LA)
一昨年竣工した、ルイ・ヴィトン財団美術館。(2014年、フランス・パリ)
これは上から見たところ。今回の展示にもこの建物の大きな模型があったが、材質の印象は強く残るものの、形のイメージが角度角度によって、どんどん変わっていくのでした。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館(1997年、スペイン・ビルバオ)
数点の建物の、構想から何通りもの模型等の展示があり、めちゃめちゃに見える建物たちが、大胆な構想と細心な設計でできていることがわかるのでした。
ル・ルボ脳研究所(2005年、アメリカ・ラスベガス)
これが、完成した姿。災害で壊れた後じゃないよ~~~。
いくつもいくつもあった模型の一部
UTS(シドニー工科大学) (2009年、オーストラリア・シドニー)
建物がくしゃみしたみたい。「ツリーハウス」を束にして縦に積み重ねるというコンセプトなのだそうだ。
模型もいろんな材質で作られていました。
フランク・ゲーリーは、カナダ出身、LAを本拠地として仕事をしているということだが、作品は世界中にあるわけで、すごいです。
ショップにこの本が置いてありました。
3びきのこぶたの家は、スクラップ、ガラス、石とコンクリートからつくられていて、つくったのはそれぞれ、フランク・ゲーリー、フィリップ・ジョンソン、フランク・ロイド・ライトだ。フランク・ゲーリー、一番目のこぶた!(笑)
フランク・ゲーリーの家はスクラップでできていると。うん、確かにそんな風に見えますね。もちろん、オオカミに一発で吹き飛ばされてしまいます。
東京ミッドタウン内にある、21_21 design sightというこの展覧会場、安藤忠雄さんの設計で、かっこいい変な形の建物だ。
横に細長~くて、奥行きはない、上から見れば鋭角な三角形のような建物。
船の先端の内側のようなスペースの、コンクリート打ちっぱなしの壁に、180度くらいの映像を映して、ルイ・ヴィトン財団美術館、ウォルト・ディズニー・コンサートホール、グッゲンハイム美術館を見せていました。
参考図書がいっぱい置いてあり、その文献以外の撮影はすべてOKという、太っ腹な展覧会でした。