ホーキング博士の不思議
「博士と彼女のセオリー」観てきました。アカデミー賞作品賞ノミネート3つめ♪
「博士と彼女のセオリー」(原題 The Theory of Everything) 2014年 イギリス
監督/ジェームズ・マーシュ 脚本/アンソニー・マッカーテン
原作/ジェーン・ホーキング
キャスト/
エディ・レッドメイン(スティーブン・ホーキング)
フェリシティ・ジョーンズ(ジェーン・ホーキング)
上映時間 124分 映倫区分 G
エディ・レッドメインの演技と、フェリシティ・ジョーンズのかわいらしさとその演技がとても良い映画でした。以下ネタバレになりますが・・・。
彼の病気を知りながら結婚して、彼を支え病気と闘いながら、3人の子どもまでなしたジェーンと離婚していたとは・・・。
うかつなことに、ホーキング博士の本がベストセラーになった時に、ホーキング博士の天才とALSは切っても切れない関係のように思っていたのだが、アスペルガーの天才はアスペルガーであることが必然だけど、ALSは全く不運なことにかかってしまった病気。
若い頃、自転車で疾走するホーキング博士、本がベストセラーになり、注目の会見の場に、車いす・意思伝達装置で臨みながら、学生が落したペンを立って拾いに行くことを夢見るホーキング博士から、深い哀しみが伝わってきました。
スティーヴンが難しいことを言っても、かなり理解している聡明なジェーン。でも、こちらの脳味噌はそれほど上等でないせいか、所々眠くなり、これは脚色賞にはノミネートされてないよなーと思っていたら、ちゃんとノミネートされていました。原作は、ジェーン・ホーキングだったのですねー。(原作が悪いのか…などと勘繰る私)
ジェーンはとスティーヴンは離婚後それぞれ再婚しますが、スティーヴンは二度目の奥さんとも離婚して、その後ジェーンとの関係はまた良好になったそうです。
これが本物のスティーヴンとジェーンに、エディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズ。
結婚式の写真もそっくり。若き日のジェーンかわいいですね。
ホーキング博士は学生の頃発病して、余命2年と言われたのに、そして映画の中でもこのまま死なせてあげたら…みたいな状態の時もあったのに、73才の今もお元気です。そんなALSの人もいるんですね。すごいです。
ホーキング博士と言えば、科学者の憧れ。
映画は見てないのですが、この本の主人公、やはりアスペルガーっぽい少年が、ホーキング博士に手紙を書き続けています。
- 作者: ジョナサン・サフラン・フォア,近藤 隆文
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/07/26
- メディア: ハードカバー
- 購入: 5人 クリック: 323回
- この商品を含むブログ (73件) を見る
そしてギークな彼らの中にも、ホーキング博士が大好きな人が・・・(笑)
TVドラマ「ビッグバン・セオリー」の主人公シェルドンにとって、ホーキング博士はあこがれの人。ホーキング博士は自身でこのドラマに4回出演しています。
電話でお話
The Big Bang Theory - Sheldon and Stephen ...
テレビ電話
The Big Bang Theory - Stephen Hawking trolls ...
実際に会ってお話
Sheldon meets Stephen Hawking- The big bang ...
ユーモアたっぷりの演技です。これからもどうぞお元気で!