Netflix and chill ーまず「13の理由」を観よう!
私は省略語があまり好きではありません。リスケとかオンスケとか言われるとちょっとイラっとします。身体にいいDHAもきちんと「ドコサヘキサエン酸」と言いたい!(これはうそ(*‘ω‘ *))
それは、その略語に慣れていないからというのが一番の理由なのであって、他の人がいかにも慣れてますよ~という感じでお使いになるのが、羨ましく妬ましい気持ちが高じてイラっとするのでしょうね。
我が家についに上陸したNetflix(ネットフリックス)。これは娘がアカウントを分けてくれたので私はお金を払わずに観られるのです。Netflixを「ネトフリ」とか言われると、センスない省略語だなぁと思います。「フリックス」とかいう人もいて、それって定着してるんだろうか?と思ったり。何しろNetflix初心者ですから。
それでむしろ省略せずに、Netflix and chill まで言ってしまえ!と思っていたら、これは本来の、「うちでNetflixで映画でも観よう」という意味から、完全にbooty call(♡のお誘い)と同義語になってしまっているんですね (*_*) ウィキペディアにまで詳しく書かれていました。Netflix and chill - Wikipedia
前置きが長すぎてすみません(*_*;
我が家はスカパーがあって、AmazonプライムにNetflix。一番ないのは観る時間なのですが、Netflixが来て以来いろんな海外ドラマを観て楽しんでいます。その中で、この3月末に配信になったこのドラマがすごい!Netflixのオリジナル作品です。
13 Reasons Why | Official Trailer [HD] | Netflix
「13の理由」(13 Reasons Why 邦題もそのままの訳だけど、なんだかニュアンスが伝わってない気がする……)
女子高校生の自殺がテーマなので、娘から勧められたときはちょっと嫌な感じがしたのですが、高校を舞台にしたミステリー、サスペンスといった感じで物語が展開していて、とても見ごたえがありました。全13話です。
主人公クレイ(ディラン・ミネット)
クレイは、片思いしていたかわいい転校生のハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が自殺してしまったので、喪失感に襲われて彼女のことを思い出してばかりいます。
そんな時に彼の元に届いた小包。中にはハンナによって録音されたカセットテープが入っていました。カセットテープなんです。懐かしい……。ドラマは現代の設定だから、クレイも聞く媒体を探します。このウォークマン、なんだかごつい。
テープの片面に一つずつ、全部で13の理由がハンナの声で語られます。理由……彼女が自殺した理由です。そして一話ずつに責めを負うべき人が名指しされます。
ドラマは高校生活のいろんな問題を提起していきますが、その辺はネタバレになるので触れません。何しろおもしろい!ぜひ観てください。
高校が舞台なので、きれいな俳優さんたちがいっぱい出てきますが、
ほとんどが無名の人の中で、クレイ役のディラン・ミネットは、長い芸歴を持ちます。私も見たことある子だな~と思ってググると、
「プリズン・ブレイク」のマイケル・スコフィールド(ウェントワース・ミラー様)の少年時代の役。
「LOST」のジャック・シェパード(マシュー・フォックス)の息子役を演じていました。
ディラン・ミネット演じるクレイがとてもいい子なので、彼とともに謎を解いていく過程が不快じゃないんですね。
自殺したハンナの母親役を、「プライベート・プラクティス」のケイト・ウォルシュが演じました。
「プライベート・プラクティス」では、リッチでモテモテの女医を演じていましたが、(写真中央の白いドレス)
今回は、娘を失った悲しみに打ちのめされ、理由を求めて学校と戦う母役。すっぴんでやつれた姿の、迫真の演技でした。
原作はベストセラー小説です。邦訳はまだない模様。