「マネー・ショート 華麗なる大逆転」 むずかしすぎました(;´・ω・)
飯田橋ギンレイホール について
飯田橋にあるギンレイホールは年間パスポート制の映画館で、1万円(税抜)で1年間映画が観放題です。2本立ての名画座で2週間で次の作品へ。上映されるのはなるほどと思うような名作が中心で、アメリカ以外の外国映画も多いです。私は、ここ数年会員を続けているので、特典をもらえるようになりました。継続すると13か月有効です \(^o^)/
夏休みは、家に子供がいたり、暑くて出かける気にならなかったり見逃してしまうことが多いのですが、8月後半はすごいのが続きました!
8/13~8/26は「マネー・ショート 華麗なる大逆転」と「スポットライト 世紀のスクープ」……現代社会の問題をえぐる実話を元にしたベストセラー本を原作とした2本。
8/27~9/9は「リリーのすべて」と「キャロル」……レズビアン作品の2本。
4作品ともアカデミー賞主要部門にノミネートした、すごい作品たち。
このうち、「マネー・ショート」以外の3本はすでに観ていたのですが、全部また観てきました。どれもどれもとてもよかったです。「リリー」のエディ・レッドメインは本当によかったな!レオ様より断然よかったな~。主演男優賞は2年連続でエディ・レッドメインにあげたかったなーと思います。
あまりによいので、ハリーポッター映画も観たくなってきました。
さて、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」です。
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 アカデミー賞ノミネート予告(90秒)
オフィシャルサイト 映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』公式サイト 7.6[WED]Blu-ray&DVDリリース
アカデミー賞は、5部門にノミネートして、脚色賞を受賞しました。
この絵はオフィシャルサイトからいただいたのですが、名前の順が写真と合っていませんね。一番左がスティーブ・カレル、サンダル履きがクリスチャン・ベールです。
スティーブ・カレルという人は、映画で何度も観ているのに、毎回違う印象で……。
今回は、金髪でしっかりしたヘッジファンドマネージャーの役。銀行家のライアン・ゴズリングは、ちょっと得体のしれない男ふうでした。
大好きなコメディ映画の「Crazy, Stupid, Love. 」でも共演した二人。金髪とダークヘアが入れ替わっていますね。このときの印象とも全然違うな~。
「マネー・ショート」この映画は……私にはちょっと難しすぎました!(;´・ω・)
登場人物が多くてスピード感がある展開なのに、金融用語についていけない( ;∀;)
サブプライムローンとCDS(債権が暴落した時の保険?)これはまずわかってないといけなかったのですが、CDSがよくわからなくて、ロング、ショート、空売り、この辺もよくわかりませんでした。
その辺、映画内でもていねいに説明をしてくれて、説明のあいだ退屈にならないように、私がこの頃一番きれいな女優の一人!と思っているマーゴット・ロビーが、こんな姿で説明してくれたりするのです。
それでも、あまりよくわからないまま映画が進んでしまい、最後はどっかーんと結果が出て、わーーーっとなるのかと思っていたのですが、その辺りもよくわからなくて、じわーっと結果が出て、えーーーーっというようなそれぞれの終わり方だったように思います。(苦しすぎる感想で、すみません……。)
「サブプライムローン」ですが、映画の中ではいいかげんな審査でどんどん貸し付けてしまう住宅ローンとして出てきました。返済が不安定な要素が高いローンなのに、住宅ローンだから優良債権とみなされてしまう、この危険性に気付いた人たちがこの映画の主人公たちですね。「サブプライムローン」の破たんが「リーマン・ショック」へ続く金融危機を引き起こしました。
実は、サブプライムローンを借りたことがあります(^^;
アメリカに転勤して住んでいたとき、子どもの学校の近くに家を借りたかったのですが、売り家しかなかったので、家を買いました。頭金がなくても借りられて便利なローンだな~と思いました。でも、審査はありましたよ~!外国人だったからかしら?
海外赴任で住宅手当が十分に出ていたので、それで毎月の返済をして、家は私たちが帰国した後、しばらく人に貸してその後売ってもらいました。ちょびっとだけ利益が出たと思います。が、家を探したり買ったり、直したり保険を掛けたり、貸したり売ったりの手間を考えると、ちょびっとの利益より出費の方が多かったのでは、と思いますが、これは、なかなか得難い、楽しい経験でした。