「サウスポー」ジェイク・ギレンホールの改造っぷりはすごい!
ギンレイホールで、以前に観た映画の覚書です。
9/24~10/7上映は、ディカプリオが念願のアカデミー賞を取った「レヴェナント」と「サウスポー」でした。
蘇った男の話、2本立てですね!
「サウスポー」
オフィシャルサイト:映画『サウスポー』オフィシャルサイト
ビリー(ジェイク・ギレンホール)はボクシングのライトヘビー級チャンピオンで、無敗を誇るが、防衛戦に辛勝している。妻のモーリーン(レイチェル・マクアダムス)は、彼に休養するように諭す。二人は同じ孤児院で育った幼なじみ。いまや贅沢な豪邸に住める身分だ。ビリーのマネージャー(50セント)は、防衛戦をどんどん受けて、お金を儲けるように指示してくる。チャンピオンへの挑戦試合をしたい若い選手は、短気なビリーを挑発してくるのだった。
以下、ネタバレの内容を含みます。
挑戦者は、執拗にまとわりつき、ふたりの取り巻き同士での争いが起こり、発砲さわぎに。モーリーンが流れ弾に当たって死んでしまう。 愛する妻を失い、制御できないビリー。試合にも負け、騒ぎを起こして娘の監護権まで失ってしまう。
彼のマネージャーはいまや、挑戦してきた選手のプロモートを担当している。
仲間にも見放されたビリーは娘を取り戻すため、再起をかけ、無名ながら注目していたトレーナーのティック(フォーレスト・ウィテカー)の元へ行き、トレーニングをつけてくれるよう頼みこむのだった。
いや、ジェイク・ギレンホール、すごかったです!
前に見たのがナイトクローラーで、性根の悪いジム・キャリーみたいな感じだったのに。
今度は育ちの悪いボクサー。顔も身体も全然違う(*_*;
レイチェル・マクアダムスは、きみに読む物語で、明るく笑うブロンド娘の役を見て、いつもこういう人がアメリカ人はすきなんだなあと思っていたのですが、
「スポットライト」では聞き上手な新聞記者の役がとても良くて、
今回は育ちが悪い成金ながら、心優しい奥さん役がとても良かったです。
なんだかすごい服を着ているんですよね。この映画では……。
でも、私の注目はこちら!右端のスーツ、50セントです!
自伝的映画も撮っているラッパーですが、今回の役は嫌な奴!
高級スーツを着こなして、平気で仲間を裏切る嫌な奴、ジェイミー・フォックスが演じるような役を好演して、俳優業に意欲が見られます!
音楽もいい曲がいっぱい見られましたーー!さすが!
エンドロールにエミネムのラップが響き渡り、いいな!!と思いましたが、後で知ったのですが、
脚本家カート・サッターに、1979年の名作『チャンプ』のリメイクを製作する話を持ちかけたのは、もはや伝説のヒップホップ・アーティストといっていいエミネムだった。全てはそこからはじまった。(HPより)
ということで、実際の制作には関わらなかったものの、楽曲を提供しました。
「どん底まで落ちて蘇る」というのは、エミネム自身の人生でもあったんですね。
エミネムの2曲
50セントも歌っています。
(おまけ)
子役のオーナ・ローレンスちゃん2002年生まれ。眼鏡でかわいい!
次回作は、2016年12月23日日本公開予定の「ピートと秘密の友達」です。
ジェイク・ギレンホールのナイトクローラーの記事もよかったらご覧ください。