彼は秘密の女ともだち
ギンレイホール、「アリスのままで」と二本立てになっているのは、この作品。
クレールは、親友のローラを亡くして悲しみに暮れるが、ローラの夫ダビッドと幼い娘リュシーを見守ることを誓う。ある日、彼らの家を訪れたクレールは、そこで亡き妻の服を着て娘をあやすダビッドの姿を目撃する……。
クレール。主演のアナイス・ドゥムースティエ。親友ローラが目立つ美人という設定だが、彼女は彼女でとってもかわいい人だ。がりがりのやせっぽち、というわけではないが胸はない。
クレールの旦那さん(右)は、なかなかハンサムな人だ。
ラファエル・ペルソナ Raphaël Personnaz
ローラの夫、ダビッド。 ロマン・デュリス Romain Duris
お化粧すると、なんだか名倉潤みたい。笑
潤ちゃん。
元々女装の趣味があってローラにも打ち明けていたが、ローラといるときは女装の欲求は起きなかったけど……というダビッド。
ダビッドが女装することは、クレアと二人だけの秘密。女装している間は「ヴィルジニア」という名前の女になる。女子同士、二人でショッピングモールへ。楽しそう~。
でも立派なあごや青々とした剃りあとで、一目でわかってしまうな。
夫に内緒でヴィルジニアとでかけるクレア。この先いったいどうなるのか……。
という映画ですが、私にはだいぶ意外な結末でした。それが気に入ったかどうかと言えば……ちょっと微妙です。
ギンレイホールの2本立ては、なんとなく関連性があるものを組んでいるようなのですが、この二つの組み合わせは何だろう?
ある人間が急に別人のように変化してしまうことかな。うん。
ルース・レンデル『女ともだち』 短編だが、これが原案のようだ。