rocorinne bookworm

この映画観たよ。

9月に読んだ本のまとめ

今月は、荻原規子さんが読書会のテーマで何冊も読みましたが、今月の一冊に選んだのはこちら。 しろいろの街の、その骨の体温の 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/03/11 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る これは…

8月に読んだ本のまとめ

読書メーターは、スーパー優良SNSと思っているのですが、今年の6月にシンガポール在住の美しいYuriLさんが開設したコミュニティがとても盛り上がっています。 bookmeter.com 毎月、カテゴリーを決めて数冊の推薦本を出してくれるイベントも開催してくださる…

児童文学作品が原作の映画たち

映画化された児童書を読もうという試みがあり、ちょっとリサーチしております。 「おすすめ映画10作品ー昔から読まれてきた児童書が原作のもの」 英国映画協会(BFI) (2014年1月) 10 great films based on classic children’s books | BFI BFI (British Fi…

7月に読んだ本のまとめ

毎月、読んだ本の中から一番良かった本を一冊選んでいるのですが、この月は何を選んだのか忘れてしまいました……。 谷崎潤一郎かな? ジーヴスだったかな? やっぱり、これだった気がします。 ヒットラーのむすめ (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子…

6月に読んだ本のまとめ

6月は、ロバート・ウェストールが課題本だったので、集中して読みました。 おもしろかったー! 6月の一番はこの本です。 "機関銃要塞"の少年たち (児童図書館・文学の部屋) 作者: ロバート・ウェストール,越智道雄 出版社/メーカー: 評論社 発売日: 1980/1…

5月に読んだ本まとめ

5月は、なんだかとても時間があって、映画を11本も観に行ってしまいました。それをちゃんと記録しておかないといけないですね~、せっかくブログを始めたのに(笑)。 そんなわけで、読書が進みませんでした。反省しています。 その他に、仕事で使う教科書に…

4月に読んだ本まとめ

先々月のことを、すみません、今頃。 4月の一番は、この本でした。 献灯使 作者: 多和田葉子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/10/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (14件) を見る 表題作の中編は予備知識なしで読み始めたので、この物語の設…

『クリスピン』のアヴィとニューベリー賞

「アヴィ」というペンネームの作家。Aviはヘブライ語で父を意味し、サンスクリット語で太陽を意味し、イランにはその名の土地があるという。どんな人なのかと思ったら、ニューヨーク生まれで、親族に作家が多い、白人のアメリカ人であった。アヴィは、子供の…

3月に読んだ本まとめ

3月は忙しくなかったつもりだったけど、あまり本が読めませんでした。 1つには、読書メーターには記録してなかったけど、漫画の「宇宙兄弟」をせっせと図書館で借りては読んでいたせいも。おもしろいですね! 娘が「映画でお兄ちゃんを演じたの、大泉洋だっ…

2月に読んだ本まとめ

グラミー賞とアカデミー賞のある2月はそわそわ月。 読書に身を入れず、授賞式のまとめなんかせっせと作っていました。 来週は、待ちに待ったさくまゆみこさんの講演会♪この日の為に、さくまゆみこさんの翻訳本を山のように読んできました。 2015年2月の読書…

『九年前の祈り』 小野正嗣・・・2014年下半期芥川賞受賞作

小野正嗣さん、初読み。他の作品も大分県リアス式海岸地方が舞台なのかな?東大大学院、パリ第8大学などを経て、立教大准教授を 務める、という立派な経歴の持ち主で、しかもイケメンだ! 九年前の祈り 作者: 小野正嗣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 201…

1月に読んだ本まとめ

今月は忙しくて、始めたばかりのこのブログも、読書もあまり進まなかったです (・ε・。) 今年度は3月まで、ニューベリー賞作品を多く読むのを目標にしているのですが、それにしてもYAばかりたくさん読んだ月でした。 月に1冊は洋書を読もう、という目標…

散弾銃をぶっ放すおばあちゃん登場!シカゴよりこわい町 シリーズ3部作

ダウデル夫人は、シカゴ近郊の町で独りで暮らす、変わり者で有名なお祖母さんだ。人付き合いはしない。侵入してくるものは散弾銃で撃退!大きな身体でたいそうな働き者で料理の名人。だが必要とあらば、食材を盗んできたりすることも平気だ。町の有力者の鼻…

リンダ・スー・パークの3冊

モギーちいさな焼きもの師 12世紀後半、韓国西海岸の小さな村。モギという孤児の少年は、育ての親のトゥルミじいさんと橋の下で暮らしていた。ミンという名焼きもの師の仕事をこっそりのぞくのを楽しみにしていたモギは、ひょんなことからミンの仕事の手伝い…

『シャイローがきた夏』 がやっと日本にもやってきた! 

シャイローがきた夏 作者: フィリス・レイノルズ・ネイラー,岡本順,さくまゆみこ 出版社/メーカー: あすなろ書房 発売日: 2014/09/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 主人公マーティは11歳。自分になついてきたビーグル犬が飼い主に虐…

読書メーターさまさまのお蔭で、こんなにたくさん本が読めた!2014年に読んだ本

読書メーターは、読んだ本の記録をつけ、読書仲間と意見の交換ができる、SNS的なサイトです。2013年11月頃から読書メーターをつけ始め、2014年は丸一年の読書の記録がつけられました。 rocorinneの2014年の読書メーター読んだ本の数:189冊☆彡読んだページ数…

エドウィン・マルハウス あるアメリカ作家の生と死 スティーブン・ミルハウザー

原題のタイトルは、 EDWIN MILLHOUSE: The Life and Death of an American Writer 1943-1954 by Jeffrey Cartwrightという長いタイトルだ。スティーブン・ミルハウザーのデビュー作である。 エドウィン・マルハウスという11歳で夭折した天才小説家の伝記を、…

この本だいすきの会 2014年暮れの集会へ行ってきました。

この本だいすきの会は、「いつでも どこでも だれでも 読みがたり」を合言葉に読みがたりを勧める会で、小松崎進先生が会を立ち上げてから35年目!暮れの集会も33回目になるそうです。 会員の中には、作家・画家・編集者がいて、読み手の学校の先生、普通の…

マーガレット・ワイズ・ブラウン 『ぼくつかまらないもん!』

マーガレット・ワイズ・ブラウンにクレメント・ハードの絵が 古典として定着している『ぼくにげちゃうよ』 原題は Runaway Bunny です。 「にげちゃうよ」と言う子うさぎに、「どこまでもおいかけますよ」と言う お母さんうさぎ。クレメント・ハードの絵、味…