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この映画観たよ。

初ノミネートの8人!2019年 第91回アカデミー賞

明日のアカデミー賞、楽しみです!

IMDBで、初ノミネートの8人を紹介しているのがおもしろいのです。

 

www.imdb.com


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 上段左から、アダム・ドライバー、マリーナ・デ・タビラ、レジーナ・キングサム・エリオット

下段左から、オリビア・コールマン、ラミ・マレック、ヤリッツァ・アパリシオ、リチャード・E・グラント

 

 

ボヘミアン・ラプソディ」でクイーンのフレディ・マーキュリーを演じた

ラミ・マレックは主演男優賞の中で、唯一の初ノミネート。でもすでにスクリーン・アクターズ・ギルドアワードとゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞!有力候補です。

 

主演女優賞ノミネート、リビア・コールマンは、ゴールデングローブ賞は2度受賞していますが、オスカーは初ノミネート。「女王陛下のお気に入り」では見事な演技を見せています。

 

「ROMA ローマ」の主人公、ヤリッツァ・アパリシオも初ノミネートですが、それもそのはず、彼女には演技の経験がなくこれが初出演なのです。心を揺さぶられる、忘れ難い演技です。

 

「ROMA ローマ」で共演のマリーナ・デ・タビラ助演女優賞にノミネート。メキシコ、ローマの町に住む一家の母親の役で際立っていて、彼女の出世作となりました。

 

「ビール・ストリートの恋人たち」のレジーナ・キングは、主人公の母親の役で、助演女優賞にノミネート。とても感動的な役で、最有力候補です。 

 

助演男優賞には、初ノミネートが3人。

リチャード・E・グラントはイギリスとアメリカで活躍し、売れて30年。「ある女流作家の罪と罰」で初めてノミネートされました。

 

次にアダム・ドライバー(!)彼はゴールデングローブ賞とスクリーン・アクターズ・ギルドアワードでこの役でノミネートされ、エミー賞にも「ガールズ」で3度ノミネートの経験があります。「ブラック・クランズマン」から個人賞では唯一のノミネート。その演技はとても魅力的、アカデミーに認められたのも、映画を観れば納得です。

 

最後に「アリー スター誕生」のサム・エリオット。役者として50年以上活動していますが、レディ・ガガブラッドリー・クーパーに相対して強い演技を見せ、74歳にして初ノミネート。これほどうれしいことはありません。

 

 

以上、IMDBの解説でした。 

 

私はもちろんアダム・ドライバーが楽しみなのですが、強敵が多そうですね。

カンヌ国際映画祭で、彼の出演作品が2作あったのになかなか日本公開の声が聞こえず泣いていましたが、どちらも公開の予定が立ちうれしい限り。「ブラック・クランズマン」(3/22公開)と「ザ・マン・フー・キルド・ドン・キホーテ(原題)」(2019年公開予定)です。

 

クイーンの大ファンだったので、公開の週に3回も観に行ってしまいました。ラミ・マレックも応援しています。

 

女王陛下のお気に入り」は、主演のオリビア・コールマンと、助演にノミネートされているエマ・ストーンレイチェル・ワイズの三つ巴の演技がすごいらしいです。英国アカデミー賞では、主演をオリビア・コールマン、助演をレイチェル・ワイズが取っています。

 

「ROMA  ローマ」はNetflixオリジナル映画なので、日本では劇場上映は、東京国際映画祭の1回だけ。Netflixで観た人から、とてもいいので劇場で観たい!という声がよく聞こえてきたので注目していました。私もNetflixで観て、白黒なのにキラキラした画面がとてもきれいで、やっぱり劇場公開してほしい!劇場公開している国もあるらしい!日本でもお願い!!!と思っています。

 

あとは、「ビール・ストリートの恋人たち」ですね。先日金原瑞人さんとピーター・バラカンさんの対談という豪華な講演会へ行きました。この本のご紹介だったんです。

 

リズムがみえる

リズムがみえる

 

 アフリカ系アメリカ人音楽史を、素晴らしい絵と詩で表した本です。

もうね、この本を家で本棚にしまうのがもったいなくて飾っているくらい、すてきです。

 


この時に金原瑞人さんが、アフリカ系アメリカ人を描いた作品のブックリストを出してくださり、『ビール・ストリートの恋人たち』も入っていて、映画化されてもうすぐ公開、というお話を聞いたので、楽しみにしています。早く観に行きたい!

映画「ムーンライト」もすごく好きだったのですが、その監督バリー・ジェンキンスの作品なので、そこも楽しみ。もう公開してる、早く観たい!!!

 

金原さんのブックリストもシェアしちゃいます。

 

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ピーター・バラカンさんは、貴重な古い音源をたくさん聞かせてくれました。

とてもよかったです!