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rocorinne bookworm

INPUTして、OUTPUT。

「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 ブライアン・クランストン マルコムのお父さん♪

洋画 海外ドラマ

その人に「これはお勧めよ」と言われると、多少畑違い?と思うものでも背伸びして観に行ったりする私。(お茶道具とかね……。)その友人が美人で教養にあふれていて、人格者でありながら(笑)とても気さくな優しい人なので、憧れているんですね。

 

でも、今回彼女が「これはぜひ行ってください」とパンフレットを見せてくれた「トランボ」。思わず、言われなくても観に行くよーーー!!と思う私。

 

だって、私のブライアン・クランストン愛には、年季が入っているんです。

 


映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」予告

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 (原題)Trumbo
2015年 アメリカ
監督 ジェイ・ローチ
脚本 ジョン・マクナマラ
原作 ブルース・クック
キャスト
ブライアン・クランストン ダルトン・トランボ
ダイアン・レイン クレオ・トランボ
ヘレン・ミレン ヘッダ・ホッパー
マイケル・スタールバーグ エドワード・G・ロビンソン
ルイス・C・K アーレン・ハード
上映時間 124分
レイティング 日本G 米国R

オフィシャルサイト:映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』公式サイト

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 話の舞台は第二次大戦後のハリウッド。冷戦がはじまったアメリカでは、いわゆる「赤狩り」が横行して、それはハリウッドの脚本家たちにも及んでいました。当時トランボは超売れっ子の脚本家。そして共産主義の思想を持つことを隠そうとしていませんでした。

 

娘に「お父さんは共産党なの?」と聞かれるトランボ。そうだよ、と答える父。共産主義と認めるのはとても危険な時代で、おびえる娘。「お前は、貧乏でお弁当を持ってこれない友達がいたらどうする?」「分けてあげるわ」「働いてお金を稼いで来いっていうかな?お金がなければ食べられないのは当然だっていうかな?」「そんなことは言わないわ」(そんな会話だったと思います。記憶を頼りでちょっとあやふやです)

そう、共産主義とはこんな理想に満ちた思想なんですね。ただ、これで成功した国家はついに現れませんでした。

 

赤狩りの標的となり、議会での証言を拒んだトランボは……。

以下、ネタバレの内容を含みます。

 

トランボのきれいな奥さん、ダイアン・レイン

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かわいい3人の子どもたちと農場で豊かに暮らす生活。しかしトランボは投獄されてしまう。

刑期を終えて帰ってきたトランボを迎える家族。愛情に満ちた一家は、農場を売って引っ越すが、あたらしい土地でも共産主義者と嫌われる。そして、トランボを更に陥れようとする、ゴシップ・コラムニスト。

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派手な帽子が目印の、元女優で赤狩りで儲けているコラムニスト。

「黄金のアデーレ」の時と同じ役者さんとは思えないくらい、いやーな女を演じて上手なヘレン・ミレン様。

 

仕事の依頼がないので、執筆中の原稿を友人の名で出してもらう。それが「ローマの休日」。脚本でアカデミー賞を受賞する。家でテレビを見ながら喜び合うトランボファミリー。

 

その後、二流の映画会社に偽名で脚本を書かせてくれ、と談判するトランボ。二の足を踏んでいた会社の社長も、できた脚本を見ると、「あんた天才だ!これもどうにかしてくれ!」とたくさんの脚本を出してくる。

本はダメだけど、なんかいいところがあるんだよな。みたいなセリフがあって、私なんか原作の本が一番よくて、脚本はいかにうまくその味を出すか、という位置づけで今まで映画と原作本、または本と映画化作品を観ていたのだけど、そうじゃなくて、脚本で物語を生かすこともあるんだなーと思ったのでした。こんな事、今更思うのはちょっと情けない。

 

そして偽名で書いた「黒い牡牛」( The Brave One )もアカデミー賞を受賞!しかし今度は架空の名義なので、受賞すべき人物がいない。

 

家には、「スパルタカス」の仕事で、俳優のカーク・ダグラスが出入りしているのを近所の人に見られているし、もう隠しておけない……。トランボのとった道は……。

 

成長した長女役のエル・ファニング。かわいい♡ トランボはほんとにいい家族に囲まれているのだ。 

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本人は、お風呂で脚本書いたりしてるんですけどね。笑

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では、私のブライアン・クランストン愛を語らせてもらいます。

 

ブライアン・クランストンは、TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で大ブレイク、ゴールデングローブ賞エミー賞主演男優賞を受賞しました。

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手前が、ブライアン・クランストンですが、怖いですねー。がんを患っていて化学治療のため頭はスキンヘッド。家族にお金を遺したくて悪に手を染める科学の教師の役です。

 

が、「ブレイキング・バッド」が始まったときに私が一番に思ったのは、

 

「あ!マルコムのお父さん!ハルだ!」ということでした。

 

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(手前で頬をおさえているのが、ハルこと、ブライアン・クランストン)

 

マルコム in the middle」は、日本でも放送されたのですが、あまり話題にならない。でも2000年から7シーズンも続いた、大人気シットコムです。

 

マルコムは左上の赤いセーターの男の子。天才児なんです。彼の家族は、超強烈で支配的な母ロイス。男ばかり4人兄弟で、長男フランシスはあまりの素行の悪さにミリタリースクールに送られている。次男リースはバカだけどイタズラに関しては天才的能力を発揮する問題児。4男デューイは末っ子でしたたかな面を持つかわいこぶりっこ。

その真ん中にいていつも苦労するのが三男の天才児マルコム、という話です。

そして彼らのパパ、ハルと言えば……。まずは、ママにぞっこんほれていて、毎日2度は(*‘▽‘ *)というラブラブ夫婦。いつも明るく、子どもたちにも愛情たっぷりな父親だけど、子供たちより子供っぽくて頼りなくて、つわものぞろいの子どもたちに並ぶトラブルメーカーなのです。

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これは、マルコム in the middle の映像で、ブレイキング・バッドの話にしたてたもの。うまいですね!

www.youtube.com

 

ブライアン・クランストンも、ハルの役はお気に入りのようです。 

www.cinematoday.jp

 

そして、彼らのその後を描くリユニオンにも乗り気な様子。

 

 

www.mirror.co.uk

 

おっさんになった子どもたちを見たいかどうか、若干微妙ですが(笑)、このドラマは本当におもしろいので、機会があったらぜひぜひご覧ください。