RIP プリンス
プリンスが57歳の若さで亡くなったので、ちょっと打ちのめされています。
プリンスを初めて聞いたのはこの歌。 さすがおばちゃん、古~い。
Little Red Corvette
当時のミュージックビデオを見て、彼のルックスが全然気に入らず、アイラインべったりの鶏がらみたいな小男で、気持ち悪いなーと思ったのですが、チャートに入っているのを何度も聞くうちにとても気になって、1999のアルバムを買いました。
1999
このアルバムは……本当に最初から最後まで歌えるんじゃないかというくらい、よく聞きました。
1 1999
2 Little Red Corvette
3 Delirious
4 Let's Pretend We're Married
5 D.M.S.R.
6 Automatic
7 Something In The Water (Does Not Compute)
8 Free
9 Lady Cab Driver
10 All The Critics Love U In New York
11 International Lover
どれが好きってどれも大好きです。
この頃、hand clapsって、パーカッションとしてなんでこんな魅力を感じるだろう、ってよく思っていたのですが、この曲の hand claps の入り方は、天才にしかできない!って思ったのでした。
4拍子として、1小節目から数えて、2小節目の7.5くらいのところで1拍だけはいるんです。 (素人なもので、こんな説明ですみません……)
Automatic
この後、映画とCDの「パープル・レイン」が大ヒットして、超メジャーになりました。こんなに一般受けする人ではないと思っていたのに……。
映画「パープル・レイン」
この映画大ヒットしましたが、本当にとてもいい青春映画になっています。
プリンス(The_Kid)
アポロニア・コテロ(Apollonia)
モリス・デイ(Morris)
上映時間 111分 レイティング 米国R
主人公は、ほぼプリンス自身の、キッドという青年。バンドを率いて有名ライブハウスで演奏しています。
この映画お勧めです!だから、これから観る方、ぜひ観ていただきたいのですが、以下はネタバレですよ~。
殿下のアカデミー賞受賞スピーチまで飛んでください。
美人のガールフレンドができて、彼女は自分も歌手としてデビューしたい、キッドは生き馬の目を抜くこの業界に彼女を入れさせたくない。
ライブハウスのライバルバンド The Time との競争。
The Timeの The Bird という曲。これもよかった~!
キッドの両親との確執。暴力夫の父。でも、キッドもアポロニアに手をあげてしまう。
そしてバンドの中でも、キッドのワンマンぶりにメンバーが不満を持ちます。
リサとウェンディの二人が、自分たちの曲も使ってほしいと言うのを無視するキッド。
すべてがうまくいかなくなり、苦悩するキッド……。
最後は、リサとウェンディの曲も使い、ライブも成功して大団円で終わります。
彼女たちの作った曲、それが「パープル・レイン」でした。
(でも、本当は パープル・レインもプリンスの曲。真のワンマンですね)
青春の挫折と苦悩、そして、彼自身成長してハッピーエンドを迎えます。
全編にわたり、プリンスの演奏も聴けて、本当に素晴らしい映画になっています。
映画のヒットで、アカデミー賞歌曲賞を受賞。
リサとウェンディを連れて、受賞スピーチをする殿下。
CD Purple Rain
- アーティスト: John L. Nelson,Michel Colombier,Prince
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1994/06/17
- メディア: CD
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CDは、映画公開より先に発売されました。だからサントラ盤という感じでもなく……珍しいですよね。「発表初週に100万枚を売り上げたこのアルバムは、ビルボードチャートのトップに実に24週間も居座りつづけた」そうです。(ウィキペディアより)
たくさんシングルヒットが出ました。
Let's Go Crazy これは、みんな大好きでしょう!
When Doves Cry 私は、この歌が印象的です。
そして、 確かこれがお父さんのメロディーを入れた曲。(1:45)辺りから始まるインストゥルメンタルなメロディがそうだったと思うんだけど。ちょっとうろ覚えです。
この後、自分が監督になって「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」という映画を作りますが、これはダメダメでした。監督はプロに任せないといけないね。
でも、「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」が入ったCDはよかったです。
- アーティスト: プリンス&ザ・レヴォリューション
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: CD
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このCDから、忘れがたい名曲が出ました。
KISS
今、ウィキペディアのプリンスの記述を読んでいたら、幼少期てんかんの発作があったと書いてある。インタビュー嫌いの変人で、やはり、うちの息子Aと同じタイプかも。天才が出現するのよね~。
殿下のアルバムは、「グラフィティ・ブリッジ」くらいまではよく聴いたのですが、その後、買ってもあまり聴かなくなってしまったので、追いかけるのをやめてしまいました。
小さいところでライブ観たかったな~。
ジェームズ・ブラウンみたいな感じのライブをするんですよね。今でいえば、ブルーノ・マーズが、その系統を継いでいると思います。
それでは、最後に私のお気に入りジェームズ・コーデンの追悼を。ひどくショックを受けた様子です。
いっぱいライブ観たなんてうらやましいな。
James Corden's Tribute to Prince
ジェームズ・コーデンの最後の言葉は、この曲からの引用でした。彼のダメダメ映画、「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」の主人公、トレイシーを追悼する歌でした。
Sometimes I wish that life was never ending,
But all good things, they say, never last
Sometimes it Snows in April
(おまけ)
YouTubeで、プリンスのVEVOってないなーと思っていたら、殿下はネットをお嫌いになって、一度は始めたツイッター、フェイスブック、YouTubeのVEVOをおやめになっていたそうです。寂しいよ。 (T_T)