ミニマリスト、断捨離、そんな言葉が大好きな私は……。
今週のお題「わたしの部屋」
えー、「わたしの部屋」ですね。えへへ。
「ミニマリスト」という住まい方、とても流行っていますね。
私もsakuraさんの、ブログをいつも拝見してうっとりしています。
どのお部屋を見せていただいても、とても綺麗!憧れます。
さて。
「あさが来た」のことを書いたとき、日本のドラマは朝ドラと大河しか見てないと書いたのですが、もう一つ見てました。
BSプレミアムの「整理整頓コメディー「わたしのウチには、なんにもない。」です。
これは、原作がおもしろかったからです。
わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります
- 作者: ゆるりまい
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: 単行本
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ゆるりまいさん。旦那さんと、まいさんのお母さんとお祖母さんの4人暮らし。
+猫2匹。
元は片付けられない女3代で暮らしていたところ、まいさんが高校生くらいから片付けに目覚め、結婚して独立するはずのところ、東日本大震災で実家が倒壊。家を建て直し、4人で住むことになったそうです。
ドラマはコメディタッチで、だいぶ極端に描かれていますが、主人公のまいが、物を捨てるときに、「捨てのK点越え~!」と叫んで、スキーのジャンプをしている映像が出たりします。K点越えで捨てたものとは、例えば、結婚指輪をもらったとたんに捨てた、おそろいのステディリング。例えば、卒業アルバム。
まいさんのK点越えがジャンプ台の高さなら、うちのは敷居くらいの低さです。
(K点は飛距離のことですよね、変な例えですみません)
以前、ある美しいママ友の家に遊びに行きました。
よく、友人の容姿を誇大に褒めると非難される私ですが、その友人は本当に美しい人で、雰囲気と言えばクレオパトラみたいでした。
クレオさんは、家もとても綺麗でした。小学生の子供がいるとは思えないほど。それでも、家が散らかっていると旦那さんに叱られるのだと言っていました。
綺麗なお部屋で話しているうちに、クレオさんの旦那さんと私が同じ大学の出身とわかりました。それも同期くらい。しかし、浪人やら留年やら早生まれやら、同期か一つ上かがはっきりわからなくて、ふと思いつきました。私の主人は、やはり同じ大学の出身で私より一学年上なのです。主人が卒業した年の記念品はとても素敵なもので、私はとても羨ましかったのです。私の学年の記念品はそれほどのものでなかったので、結婚した時はうれしくて、主人の記念品を居間に飾りました。
それで、どちらの記念品を持っているのかを聞けば、どちらの学年かがわかると思った私はクレオさんに尋ねました。クレオさんは美しい頭をかしげてちょっと考えた後、くすりと笑って、「その(主人の方の)記念品だったわ。もう捨てたけど」とのたまわったのです。
えーーーーー!と思いましたよ、その時は。
でも、今でもうちの居間に鎮座しているその記念品を見ると、ほこりをかぶった上、本を読みながら書いた付箋まで張り付けられています。(これは、図書館の本は返しちゃったけどメモが捨てられず、とりあえず持たされてるわけなんですね。続きの巻を借りてくるまで……。)
こんな未来を予想して、素早く処分するのが美しく暮らすコツなのでしょう。
というわけで、「わたしの部屋」をネットでお見せできる日がいつか来るとはとても思えません。あしからず。
そうだ、断捨離前、断捨離後ブログを始めれば……?
いやいやいや、自分の内なる声をよく聞いてみよう。いや、やはり無理だから。
しかし、同じ大学を同期で出た男子、あちらはクレオパトラのような美人の奥さまにおうちをピカピカにさせている人。こちらは「やりたいことが多いのはわかってるけど……」とぼやきながら、休日掃除機をかけてくれる人。うぅ、面目ない。面目ないです。