ふれあいトリオコンサートと浮世絵の日
今日は上野の東京文化会館で、ご招待コンサートへ行ってきました。
ふれあいトリオコンサート
ヴァイオリニストの吉田恭子さんを中心に、渡部玄一さん(チェロ)、白石光隆さん(ピアノ)のトリオで、長年福祉コンサートを開いているそうです。
開演前、ロビーではヴァイオリンも触らせてもらえ、恥ずかしがる息子の代わりに私が音を鳴らしてみました♪
人気のクラシックから、ピアソラのタンゴ風な演奏まで、生の楽器の音色を堪能しました。
ボディパーカッションのコーナーでは、観客も膝を叩いたり拍手したり、息子も楽しんでいました。
友人も誘ってみたのですが、コンサートでじっと座って聞いているのはちょっと無理、というご意見も。そうですよね。会場でもどうしても声の出てしまう方もいましたが、そこはみんなお互いさまな気持ちでいるので、それほど気にせず楽しく参加されたらいいのではないかと思います。
「肉筆浮世絵ー美の競艶」
夕飯を食べて帰ろうと思って出かけたのですが、4時くらいに終わりちょっと半端な時間に。ちょっと目を付けていた、上野の森美術館の「肉筆浮世絵ー美の競艶」を観てきました。肉筆って何だ、と思ったら、浮世絵は版画が多いですよね。肉筆とあるのは、絵師が絹や紙に筆で直接描いたものということです。
シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏所蔵の浮世絵約130点を日本初公開。主に美人画です。肉筆だとこうなるのかと感心したのは、着物の柄の細かく描かれているところ。白の無地の着物と思って、よく見るとびっしり模様が描きこまれていたり。だいたい掛け軸に仕立ててあるので、表装も細かい刺繍が一面に施された見事なものもあって、見ごたえありました。