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rocorinne bookworm

INPUTして、OUTPUT。

パルムドール賞受賞作「雪の轍」は、長い映画。

トルコの観光地、カッパドキアには洞窟ホテルというものがいっぱいあるらしい。

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こんなふうに洞窟を穿って、住居やホテルにしているようだ。

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内部はこんな感じ。壁は洞窟の岩のままで白くてきれい。

 

「雪の轍」は、カンヌ映画祭最高のパルムドール賞を取ったというのでぜひ観たかったものだ。しかし、昨日は夜更かしして寝不足気味。ギンレイホールの2本立て、大丈夫かなーと心配な私。トルコ、カッパドキアといえば青空に気球が浮かぶイメージだが、予告編によると、冬だし、暗い色調だし、インテリが出てくる映画みたいだ。トルコのイメージと合わないなー。しかもなんと、196分。3時間超だ。

 

カッパドキア洞窟ホテルに魅せられる。主人公はもと舞台俳優で、ホテルのオーナーという資産家だ。おじいさんだけどハンサム。

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若くて美しい奥さんとはうまくいってない。

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出戻りの妹、家賃の払えない聖職者の家族、古い友人に、妻が夢中になっている慈善事業。場面は一対一の会話のシーンが圧倒的に多い。雪に振り込められた閉塞感のなかで、会話はエスカレートし、互いの痛い所までえぐりあってしまう。

「あ、あ、そこまで言っちゃう???」と観てるこちらに緊張感が伝わる。インテリに見えた主人公もどんどん丸裸にされていく。3時間は長かったけど、おもしろかったです。