rocorinne bookworm

この映画観たよ。

4月に読んだ本のまとめ

先月の一押しは、2冊、『銀河鉄道の父』と『太陽の帝国』です。 4月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2261ナイス数:689 銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞 作者: 門井慶喜 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/09/13 メディア: 単行本 この商…

3月に読んだ本のまとめ

映画「リメンバー・ミー」で、渡辺直美さんがフリーダ・カーロの吹き替えをすると聞いて、フリーダ・カーロについての本を何冊か読みました。 メキシコでは20世紀を代表する女性画家として、今でも大人気な人であること、ユニブロウ(一本眉)の美女で、美し…

2月に読んだ本のまとめ

エイダン・チェンバーズの2冊がよかったです! もっと読まれてもいいのに!! 2月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2632ナイス数:746 おれの墓で踊れ 作者: エイダンチェンバーズ,Aidan Chambers,浅羽莢子 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: …

1月に読んだ本のまとめ

『百年の孤独』が読めて、しかもとてもおもしろかったことがうれしかった1月でした。 1月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:1895ナイス数:783 百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez) 作者: ガブリエルガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arq…

12月に読んだ本のまとめ

12月は2冊しか本が読めませんでしたが、2冊ともとてもいい本でした! 12月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:864ナイス数:440 すべての見えない光 (新潮クレスト・ブックス) 作者: アンソニードーア,Anthony Doerr,藤井光 出版社/メーカー: 新…

11月に読んだ本のまとめ

11月は一押し!と言える作品がありませんでした。 11月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1789ナイス数:262 コララインとボタンの魔女 (角川文庫) 作者: ニール・ゲイマン,金原瑞人,中村浩美 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシ…

10月に読んだ本のまとめ

今ごろすみません u_u 10月に読んだ本では、『スローターハウス5』がよかったです。 映画も観たいよう。 10月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2168ナイス数:750 スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302) 作者: カー…

エミー賞「侍女の物語」ものがたり。damn it! hulu!

今年のエミー賞で、「侍女の物語」がドラマ部門を総なめにしました! ドラマ部門の、作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞、ゲスト女優賞を含む8部門で受賞したんです。 左から助演女優賞アン・ダウド、主演女優賞エリザベス・モス、ゲスト女優…

9月に読んだ本のまとめ

今年は読書会で、国際アンデルセン賞(児童文学作家に贈られる賞)受賞作家を読んでいるのですが、このテーマの良さは英米以外の国の作家が読めるところだな~と思って読み始めたのですが、図書館に冊数が少ないせいで、その作家の代表作を読めなかったり、…

8月に読んだ本のまとめ

読書メーターは、私の読書のモチベーションを高めるとてもいいSNSなのですが、月ごとの読んだ本のまとめは、「先月読んだ本のまとめ」だけなのです。10月になると、「先月」が9月になってしまう( ;∀;) ……というわけで、9月の終わりにすべりこみで、8月に読ん…

7月に読んだ本のまとめ

水回りのリフォームをしたもので7月は準備に忙しく、7月~8月の暑いときに工事、仮住まいしていました。 7月に映画館で観たのも、Bunkamuraのアラン・ドロン特集「スワンの恋」だけです。 下は、クリナップ、TOTO、LIXILのカタログの山。こんなものを熟読し…

6月に読んだ本のまとめ

もう7月が終わってしまう……!こう暑くなってくると6月は大昔のようですが、6月に読んだ本のまとめです。 6月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:2870ナイス数:691 先月はいい本がたくさん読めました。『肩甲骨は翼のなごり』を一番にしますが、…

4月に読んだ本のまとめ

4月の1冊は国際アンデルセン賞受賞作家、ジャンニ・ロダーリの代表作『チポリーノの冒険』とします。4月はあまり相性のいい本に出会えませんでした。 4月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:2359ナイス数:982 チポリーノの冒険 (岩波少年文庫) …

3月に読んだ本のまとめ

3月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2272ナイス数:705 子供の卒業式まで気持ちがいっぱいで何も手につきませんでした(@_@。。。第5週になって、本と映画が復活。今月の本は、新聞で読んだ『吾輩は猫である』と、星新一さんと一緒に読んでいる…

2月に読んだ本のまとめ

2月で一番の本は、リンドグレーンの「ロッタちゃん」のシリーズにします。読みながらとても幸せな気持ちになりました。 ちいさいロッタちゃん (世界のどうわ傑作選( 2)) 作者: アストリッド=リンドグレーン,イロン=ヴィークランド,山室静 出版社/メーカー: …

1月に読んだ本のまとめ アフリカ文学の父チヌア・アチェベ『崩れゆく絆』

今月の1冊は、アフリカ文学の父、と言われるチヌア・アチェベの『崩れゆく絆』です。 チヌア・アチェベ。1930年ナイジェリア生まれ。イギリスで教育を受けたクリスチャンだ。 『崩れゆく絆』を発表したのが1958年で英語で書かれた。アフリカ文学の父、と呼…

12月に読んだ本のまとめ 『教団X』

ずいぶんご無沙汰してしまいました。12月に読んだ本のまとめです。 今月の1冊は、中村文則さんの『教団X』です。いろんなテーマがあって、圧倒されました。純文学の騎手、中村文則さんを読んだのは『銃』以来2冊目です。ほかの本も読んでみたい、楽しみで…

11月に読んだ本のまとめ 『少年は残酷な弓を射る』に圧倒されました。

今月は、忘れていたほど前に予約をしていた『鹿の王』が来たので、読書会の課題本や、読書メーターのイベント本を読むのに、スケジュールを立てて一生懸命読みました(;´・ω・) 先月より冊数は少ないですが、ページ数は全然多いはずです。 今月の一冊は、『少年…

10月に読んだ本のまとめ と反省。

毎月、先月読んだ本の中で1冊をピックアップしているのですが、今回の一番は、あまり読めなかった……という反省なのです。 読めなかった理由が3つ その1 米TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にはまっていました。 www.star-ch.jp エミー賞(9/17)総な…

9月に読んだ本のまとめ 「ピーターラビット」シリーズがおもしろくなってきました。

(9月の^^;)今月の1冊は、「ピーターラビット」のシリーズにします。 下の写真は、ビアトリクス・ポターの描くリス比べ!笑 「カルアシ・チミーのおはなし」を出版した時のことです。 ポターの人気が海外にも広まり、北米の読者のために、北米に住むリス…

Bunkamura ピーターラビット展 ディーン・フジオカさんのお声で…(^^♪

読書メーターの「ビアトリクス・ポター生誕150周年記念読書会」イベントに参加しているので、2月ごろからピーターラビットのシリーズを少しずつ読んできました。 bookmeter.com 本当は、全部読み終わってから行きたかったのですが、ちょっと無理かも……と思い…

8月に読んだ本のまとめ 森見登美彦『新釈 走れメロス』と名作たち。

8月は、読書も、ブログもさぼってダラダラしていました。9月に入ったら、ブログ毎日更新!と思ったものの……。反省して、一番書きやすい先月読んだ本のまとめです。 今月の1冊は、これです! 新釈 走れメロス 他四篇 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 祥伝…

大岡信詩集 「丘のうなじ」

以前、私のこの記事で、 rocorinne.hatenablog.com 朝日新聞のこの記事を引用していたのですが……。 朝日新聞 2015年6月19日付・文化面 「大岡信さんの詩、友情の選集」 その記事がデジタル版公開期間終了になってしまったので、どんな記事だったのか記憶を頼…

7月に読んだ本のまとめ 『白鯨』メルヴィルの饒舌との闘い

この映画を観たもので、なんとしても『白鯨』を読まなくては……と思ってしまいました。 rocorinne.hatenablog.com ついでに、毎月参加している読書メーターのイベント bookmeter.com ガーディアンの必読小説1000冊の中から、7月に読むのは War and Travel カ…

くどうなおこさんと、童話屋の田中和雄さんのお話。「のはらうた」と「折々のうた」

以前、教文館の講演会のことをブログの記事にしました。 rocorinne.hatenablog.com 文中、講演で使われた資料を掲載してもいいかどうか、童話屋さんにお尋ねしたところこころよくOKしてくださり、なんと童話屋さんのブログにリンクもしてくださいました。 do…

6月に読んだ本のまとめ 不思議の国と、鏡の国のアリス三昧

読書会の課題本が『鏡の国のアリス』だったため、6月に読んだ本14冊のうち、9冊が「不思議の国のアリス」とその関連本でした。初めて英語で読めたのが一番の収穫です。 私のアリス愛について、語ると長い長い……いろいろ出てきてしまいます。 読書会の通信に…

童話屋『折々のうた 春化秋冬』刊行記念講演会 谷川俊太郎さん、工藤直子さん。詩人たちのお話を聞きました。

長年、朝日新聞一面の一角を飾ってきた「折々のうた」。その編者、大岡信(おおおかまこと)さんと谷川俊太郎さんのこの記事を読んで、二人の長い友情に密かに涙しておりました。(朝日デジタルのリンクを張っていたのですが、記事が公開終了になってしまいま…

5月に読んだ本のまとめ 夏目漱石『草枕』ほか

今月は、振り返ってみるとなんだかとても充実した本が読めていたような気がします。 今月の一冊は、一番ていねいに読んだ、夏目漱石の『草枕』にします。 草枕 (新潮文庫) 作者: 夏目漱石 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/09 メディア: 文庫 購入: 4人…

後路好章さん、松本聰美さんの講演会。毎日小学生新聞はおもしろそう。

参加している地域の読書会で、講演会をしました。講師はお二人。 後路好章さん。 1940年生まれ。子どもの本の編集者として長年ご活躍。今はフリーの編集者として、子供の本を作り続けていらっしゃいます。ご自身でお書きになった素晴らしい絵本もあります。 …

神奈川近代文学館「夏目漱石展」と『草枕』 後編

読書会で、神奈川近代文学館まで行ってきました。 特別展「100年目に出会う 夏目漱石」を観に行ったのです。 「100年目に出会う」……百年はもう来ていたんですね。 百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから。 (夢十夜、第一夜より…